王剣の性能が大きく変わる!その紹介と考察 2/23追記

2017-02-25LOL最新アップデート情報, PBEサーバー

こんばんは、今日は7.3パッチが当たりましたね。その内容もPBEで予告されていたものがそのまま来た感じでした。なのであまり感想記事みたいなのは書けなさそうです。残念

しかし、7.3パッチがライブサーバーに来たということは、7.4の変更情報がPBEに入るということ。早速それをチェックし、コチラの固定ページ本日更新したわけですが・・・その中に、とても興味深い変更点が含まれていました。それは、王剣の仕様変更です。今回はそれについての紹介と考察になります。

2/23 パッチ7.5で来ます、PBEサーバーで再び姿を見せました。記事本文も新しい状態に合わせ少し修正。

2/14 この王剣への変更はパッチ7.5に持ち越されました。

2/11 アクティブのMSドレイン時間がオートアタックで伸びるようにバフされていました。本当に、凄く強くなりそうです!上のメニュー欄からPBE情報もチェック!

2/10 パッシブの最小ダメージ量、読み間違えておりました!15から10に減少ではなく、10から15に増加でした。その点について修正し、一部書き直しました。申し訳無いです。


まずは王剣がどう変わるのかを説明します。上記の固定ページからそのまま引用。

ルインドキング・ブレード(王剣)

  • ADが25から45に増加。
  • ASが40%から25%に減少。
  • LSが10%から15%に増加。
  • パッシブの最小ダメージが10から15に増加。
  • ユニークアクティブのHPドレイン効果を削除。素材のカトラスと同じ100の魔法ダメージに変更。
  • MSドレイン効果は20%を2秒間に変更。しかしMS増加時間は通常攻撃を行うことで最大で4秒間延長される。

新王剣

ADとLSが上がって、その代わりにASが下がりドレイン効果が削除。カトラスの100魔法ダメージがそのまま繰り上げになったわけです。そう、単純なバフじゃないんですよ。しっかり増加するステータスと減少するステータスのが両方存在している。では、単純にゴールド換算できるステータスだけで考えたらどうなのか?というと

増加したAD20は700ゴールド、LS5%は約190ゴールド。敵のHPが200を切った時にのみ影響がある最小ダメージ5の増加は、リカーブボウを元に換算すれば125ゴールド。合わせて1015ゴールド!

そして低下したAS15%は375ゴールド。

つまり、単純にステータスをゴールドに換算して考えるならば、大きな大きなバフです。最小ダメージについては影響する状況があまりないので、そこは無視して少なく見積もっても、515ゴールド分もコスパが高くなっています。

 

しかしここで考えなければいけないのは、削除されたHPドレインのアクティブについて。現在の効果は、

敵の最大HPの10%分の物理ダメージを与え、自分のHPを同量回復する

といったもの。これが丸々削除されています。ではこの効果、実際の所ゴールド換算していくらなのか?というと・・分かりません。というのも相手の最大HPやアーマーの値によって大きく変動するのですよ。ということで、大雑把に体感でこの効果がどれだけ強いかというのを私の主観で話させて頂きますと、

まあまあ。

とっても強いとまでは思ったことないです。MS吸収はすっごく強いんですが、ダメージと回復量についてはちょっとだけなんですよね。というのもダメージの性質が物理だから。アーマーでけっこう低減されちゃうわけ。

例えば相手の最大HPが3000あって、アーマーが100(低減率50%)あったとしましょう。この時のドレイン効果は150です。相手にダメージを150与えて、自分は150回復する。合わせて300HPの差を作り出せる。あれ、こう書くとかなり強い・・・

でも実際の戦闘中、特に集団戦においては強く体感できるほどのボリュームじゃあないです。ヒール効果としては確かにイイ感じなのですが、殆どの状況でダメージ量がやはり少ないと感じる。対象のHP次第ですが、ヘクステック系アイテムのアクティブダメージほどのインパクトはない。1v1のシチュエーションなら強いですね。そんな感じ。100の魔法ダメージのみに変わったところで、そこまで使用感に違いは無さそう。

 

 

それで結局のところ、バフなのか?というと、まず間違いなくバフです!では、バフだとしたらどのくらい?という話。それについては、チャンピオンに依ると考えます。以下で合うチャンピオン、合わないチャンピオンの考察をしていきます。


まずはADCなど、ASとクリティカルをガン積みしADを何倍にも増幅させてオートアタックで火力を出すADチャンピオン達。

王剣のADが増加することで最も恩恵があるのは、そのADを増幅させてダメージに換算できる手段を持っているチャンプ達です。そしてこの新王剣はそれなりのADと、オンヒットダメージにASというオートアタック強化要素が揃ったまさしく、高いADレシオの通常攻撃を連打するキャラ・・・即ちADC向けの一本に仕上がっています。あとはヤスオにもね。彼、ADCみたいなものだから間違いなく合う。早く積んでみたいな。

今の王剣は高いASがついているものの、肝心のADが低すぎるがためにAD/LSアイテムとしては血剣やサッシュ剣とは肩を並べられないんですよね。この王剣が果たして、現在のADCのビルドに割り込めるのか。楽しみです。もっとも、最近はAD/LSアイテムがそもそも積まれないことも多いが・・・

 

 

逆に、ワーウィックやシヴァーナ、絶滅危惧種サモリフ熊(ボリベア)のような、高いASで通常攻撃命中時(on-hit)効果を回してダメージを出すASファイターキャラ。それらにとっては、ADCほどの恩恵は無いでしょう。

というのも彼ら、ADが上がることで勿論1AAごとの火力は増えますが、結局クリティカルで倍になるわけではないので、ADCほどの恩恵がないのです。スキルのADレシオも微妙ときている。なのでASを増加させたり、通常攻撃命中時追加ダメージ量を増加させたほうが効率が良い。もっとも、王剣のパッシブ効果はそっくりそのまま残っている上にその最小ダメージ量も増加していますから、悪い影響などは皆無でしょう。間違いなく、強くなります。

 

ここで少し気になるのは、高いADレシオを持ったADスキルファイター達。新しい王剣はそれなりのADを持っており、その点では高いADレシオを持つスキルを主体に戦うファイター達にも積める余地があります。しかし結局王剣というアイテムそのもののテーマはAAチャンピオン向けアイテム

ゼドは25しかADが無い現状の王剣ですら積んでいますから間違いなく恩恵を受けられるチャンピオンの一人ですが(それでもアクティブダメージ削除で怪しいか?)、タロンリヴェンジェイスのようなADスキルファイター達が積むことが果たしてあるのか・・・実装されてみないと分かりませんね。ワクワク。

 

いずれにせよ、ゴールドバリュー的にバフ前よりバフ後のほうが圧倒的に優れているので、少なくとも今現在王剣を積むキャラで、変更後は積まなくなるなんてことは絶対ありませんね。殆どのチャンピオンにとっては大きなバフかもしくは、少なくとも今の仕様と大差ないパフォーマンスが得られると思います。総合的に見るとめちゃくちゃ強くなりそうです!楽しみ!

そしてここまで殆ど触れませんでしたが、ライフスティール量の増加もかなり大きいですよね。昔のように、ADCが初手で王剣を積んでいる姿も想像できるぞう・・・

 


 

それではこれにて、New王剣のレポートは終了です。

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それではまた明日、グッドラック!

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