脅威(lethality)についての説明・おさらいと、ちょっとの考察
こんばんは。この投稿では脅威の仕様についての説明・おさらいをしていきます。
この記事は次の物理防御・魔法防御の説明記事で引用しています。なので表記は基本的にARではなく物理防御。ARpen、アーマーペネトレーションではなく物理防御貫通。といった完全な日本語表記で通していきます。
2/18 最後のほう、読み返してみるとちょっと分かりづらい表現があったので書き直しました。
目次
10秒で分かる脅威
脅威≒実数の物理防御貫通値
です!脅威はあればあるだけ敵の物理防御値を無視できます。ADスキルファイターなら序盤から終盤まで時間帯など気にせずじゃんじゃん積んでいきましょう。多ければ多いほうがいい!でも相手が物理防御をガン積みしてたらブラッククリーバーもセットで積もう!
実際に貫通できる物理防御の値は、脅威の値よりもちょっと低くなってるってだけ。それだけ!
脅威のややこしい詳細を知りたい人は次。
脅威の詳細
脅威というのは、
実数の物理防御貫通の、ステータスに表示されている時の数値。
のことです。そして実際に無視できる相手の物理防御の値すなわち実数の物理防御貫通の値そのものは、脅威の数値と相手のレベルを元に、
物理防御貫通効果 = 脅威 × (0.6 + 0.4 × 相手のレベル ÷ 18)
上記の式で決められます。って言っても超分かりづらいですね。文章で言えば
相手のレベルが1のときは、脅威の62.2%分の実数の物理防御貫通を持っているものとしてダメージが通ります。そして相手のレベルが1つ上がっていく毎に、脅威の約2.2%分の数値がその実数の物理防御貫通にどんどん加わっていきます。そして対象のレベルが18の時、脅威の数値がそのまま物理防御貫通効果の数値になります。う~ん、これでも分かりづらい!
具体例
具体的な話として、あなたが10の脅威を持っていた時
- レベル1の相手に対しては、物理防御を6.22だけ無視し、
- レベル2の相手に対しては、物理防御を6.44だけ無視し、
- レベル3の相手に対しては、物理防御を6.66だけ無視し・・・
- レベル12の相手に対しては、物理防御を8.67だけ無視し・・・
- レベル17の相手に対しては、物理防御を9.78だけ無視し・・・
- レベル18の相手に対しては、物理防御を10だけ無視する(ここで脅威=実数の物理防御貫通値)
これなら多少は分かりやすい。こんな感じに、相手のレベルに応じて数値が変動していく実数の物理防御貫通。それが脅威です。
分かったかい
ちなみにこの物理防御を無視することによって、具体的にどのようにしてダメージが向上するのかについてはコチラの記事をご覧ください。
というか、(以下考察)
フラットに表記されてる数値の分だけ相手の物理防御を無視する、といった分かりやすい実数の物理防御貫通ステータスは、私の記憶違いでなければ現在のLOLには無いんですよね。物理のほうの実数の防御貫通は全部脅威に置き換わってます。全部分かりづらくなっています。ギャー
で、なんでこんな分かりづらい仕様にしたのか。
それは序盤のスノーボール力の抑制及び、後半の有効性の強化です。・・・という名目の物理防御貫通効果そのものへの弱体化
かつては実数の魔法防御貫通と同様に、ステータスに表記されている分だけ相手の物理防御を無視していました。でもアサシンアップデートの時に実数の物理防御貫通のほうだけ、相手のレベルが低いときには効果が若干低くなるように調整されてしまったんです。
基本的に実数の防御貫通というのは、相手がレベル、特に装備を整え切れていなくて、物理防御、魔法防御の値が低い時ほど効果的なステータスです。しかし脅威は分類としてはそういった実数の防御貫通効果でありながら、
相手のレベルが低い時には貫通力が下がり、高い時には貫通力が上がるという、この実数の防御貫通のコンセプトとは矛盾しているような仕様にされてしまった。
そのせいでややこしくなっているんだと思うんですよ。それでもなお以前と変わらず、相手のレベルが低く育っていないほど効果が高いという性質を持ち続けている(相手のレベル1あたりのアーマーの増加量が、物理貫通の増加量を上回るため)。
だから本当にややこしい。ただただ、この物理防御貫通の仕様そのものをナーフしただけ。その埋め合わせとして貫通アイテム増やしたり、上限値を上げたりもしたけど、それまでを全部含めて語る必要があるからこじれるんだと思います。
ステータスとしての実数の物理防御が脅威に置き換わった事自体は、単純なナーフ以外の何者でもない。
しかし確かに、アサシンアップデート以前よりも後半は強くなった
現在はその気になったら70以上も積める。前は50くらいが限度だった
脅威の値はかつての物理防御貫通の値よりもアイテム、ルーン、マスタリーどれにおいても僅かに多くなっていたり、同時に脅威を持ったアイテム(ナイトエッジ)を新たに追加したことで
実際に持つことができる実数の物理防御貫通の上限値が20~30ほど上がった
というのも事実。そしてLv18になったときには脅威=実数の物理防御貫通になるため、これを考えればかつての仕様よりも後半での有効性が高まったというのはその通りだし、それを考えれば確かにスケーリングは前より良いんですよね。でもこれをスケーリングって言っちゃうせいでややこしくなっている気がしてならない。
実数の物理防御貫通の仕様そのものはナーフされたけど、引き換えに上限値が引き上げられた。
こういえば分かりやすいですね。これだけです。
とりあえずは難しいこと考えず、冒頭で言ったようにADスキルファイターならガン積みしときゃいいものです。あればあるだけ強い。ゲームをしている最中に脅威の仕様について考える必要はほとんど無いね。
以上、脅威についての説明でした。
ではでは次の投稿で。グッドラーックb
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