パッチノート7.7での予定変更点(PBE情報)とその感想、解説

LOL最新アップデート情報, PBEサーバー

2週間前にこれを投稿してから間に6本しか記事を挟んでいませんが、今回も投稿します。パッチノート先取り感想記事。

前回のナーフがほとんど無かったパッチとは一転、今回はドギツいナーフが盛りだくさん。その一方で一部のチャンピオンは大きくバフされます。タンクアップデートも近づいてきてますし、メタを変えて新鮮味を出したい。そんな意図が見え隠れするようなパッチ。

では、書いていきます。


チャンピオンの調整

ナーフされるチャンピオン

カタリナ

  • E-クールダウンが10/9.5/9/8.5/8秒から、14/12.5/11/9.5/8秒に増加。

初っ端からドギツイ。

最終的なクールダウンは変わらず、序盤のクールダウンが3~4秒も伸びます。でも短剣拾えばクールダウン解消されるし問題無いじゃん・・なんて考えも浮かぶところ。しかし、短剣を拾った時のクールダウンも2.2秒→3.08秒と、1秒近く伸びることになります(カタリナlv1-7時)。そして元のクールダウンに戻すにはスキルレベルを5まで上げきる必要がある。Q上げをしている今のカタリナにはけっこう厳しい。

最終的な性能は据え置きとはいえ、序盤のキルポテンシャルはかなり下がりそう。これは効く。

 

カミール

  • W-ミニオンや中立クリープに外側を命中させた時の回復効果が削除。
  • R-効果時間が全レベルで4秒から、2.5/3.25/4秒に減少。

こちらも強烈。以前QWEを全てナーフしたことがありましたが、それでも特に大会で頻繁にピック/バンされていたことを受けての調整か。最大で自分の体力の10%分を回復出来ていたヒール効果を削除。その上、序中盤の拘束時間を短縮。

実はソロQにおけるカミールはだいぶ落ち着いたものとなってきています。勝率とピック率は随分大人しいもので、たまにバンされるかなって程度。この状況でこんなナーフが来たら、カミールはソロQから消え失せてしまいそう。R.I.P カミール

 

ガリオ

  • パッシブ-ダメージが15-100から、12-80に減少。
  • Q-APレシオが60%から75%に増加。竜巻が与える割合ダメージの最大値が9%から6%に減少。

イメチェンしたガリオ君も早速ナーフ。パッシブは最序盤では数ダメージの減少。Qは割合ダメージ量が下げられたものの、一応APレシオが引き上げられている。

しかし紫で書いたものの、実際のところQも純粋なナーフである。APx15%分の数値よりも、敵のHPx3%分の数値のほうが高い状況のほうが圧倒的に多い。APを沢山積み500のAPを持っていたとしても、新たに増加するダメージ量は75。これが引き下げられた3%の割合ダメージ以上の火力になるのは、相手のHPが2500以下の時だけ。ましてや防具を積みタンク寄りにする一般的なビルドでは・・・ほぼ全ての状況で火力が下がることになる。

リワーク直後ですし、ひとまずはこれで様子を見るのでしょう。

 

グレイブス

  • E-スタックごとのMR増加効果が削除。(ARはそのまま)

ついに来た、グレイブスへのナーフ(何度目?)。今回はEのMR増加効果が丸々削除。調整班曰く、これによって特定のチーム構成(特にAPジャングラー)に対するグレイブスの有用性を引き下げるとのこと。

また同時に、序盤のQの火力を下げてタイマン性能をやや落とす狙いの調整も考えていたようだが、現在その変更はPBEに来ていない。来るのはEの弱体化だけになりそう。

アップデートされてからずっと強く、大会では見ない日が無い。そろそろ”弱チャンピオン枠”に追いやっても良いと個人的には思います。もっと締めてやってください。

 

シャコ

  • パッシブ-クリティカルダメージが[120% – 145%]から、[130% (+40% AP)]に変更。
  • Q-クールダウンが全レベルで14秒から、16/15.5/15/14.5/14秒に変更。20-80 (+40% AP)の追加物理ダメージを削除。

アプデ直後のハイブリッドビルドが弱体化されて以降、ずっと放置されていましたからね。レンガーやカジックスがナーフされた時も手付かずのままでした。

ジャングルシャコ

シャコは大会でこそピックされないものの、ソロQではここ数パッチの間ずっと勝率最上位チャンプの一人です。むしろ今までよく許されていたなあといったところ。この意味ではアイバーンという更に上の存在もいますが。

 

タロン

  • Q-ダメージが80/100/120/140/160から、60/85/110/135/160に減少。

2~3パッチ前からナーフ予定はあったものの、結局今まで来なかったタロンへのナーフ。遂に来たのがこれです。

Lv5のダメージ変わらないんじゃ・・・と思いがちですが、これはけっこう効くと思われます。というのもタロンは先日公式で取り上げられていたファーストブラッドにまつわる話で最もFB取得確立が高いチャンピオンとして紹介されていたように、最序盤のキルポテンシャルの高さが彼の強さの大部分だと思われるからです。あのパンテオンより高い。

それが削られる。おまけにQは真っ先に上げるスキルではないので、元の数値に戻るまでのディレイもそこそこある。地味に見えてけっこう効きそうなナーフ。とはいえ産廃になるほどではなさそう、程よい感じが良いね。

 

レンガー

  • Q-ダメージが35/55/75/95/115から、25/45/65/85/105に減少。増加ADレシオが30/40/50/60/70%から、20/30/40/50/60%に減少。

カジックスはこの間のナーフで許されたようですが、レンガーは許されない。

この手の火力ナーフって、普通はベースダメージを下げるかわりにAD反映率を少し上げるとか、そんな調整の仕方をするんですけどね。今回はどっちも下げられるという、かなり厳しい調整が取られる。

大会でよくピックされていたからこそのナーフなんでしょうけど、ちょっとやり過ぎなんじゃないかと思います。カミールと一緒にソロQからは消え失せそう。

 

バフされるチャンピオン

アムム

  • パッシブ(リワーク)-アムムは通常攻撃によって、対象を3秒間呪う。呪われた敵ユニットが魔法ダメージを受けた時、そのダメージの15%分の確定ダメージを追加で与える。
  • W-新たな効果: ダメージを与えると同時に、呪いの効果時間をリフレッシュする。
  • R-新たな効果: 命中時、対象全てを呪う。

個別に記事を書いたのでそちらを参照。

パッチ7.7ではアムムが呪いを覚えてOPに!?その変更内容についての解説・考察

 

アリスター

  • パッシブ-ヒール対象が近くの味方チャンピオン一人から、近くの味方チャンピオン全員に変更。
  • E-クールダウンが16/15.5/15/14.5/14から、12/11.5/11/10.5/10に減少。AAの追加ダメージが[40+ 1レベルごとに10]から、[40+1レベルごとに15]に増加。

パッシブはレーン戦においては何も違いは無し。集団戦でCCを吐き出した後も味方に貢献できるように、ってことでしょうね。

そしてEのクールダウンが最初から最後まで4秒も減少するというのはかなりのバフ。CDR40%で最終的にはクールダウン6秒。でEの効果時間は5秒。ほぼ常に展開出来るようになるわけですか、すんごい。

この間モーモーアリスターが出ましたからね。思う存分使ってくれってことでしょう。

カサディン

  • W-攻撃モーションが始まってから対象が射程外に移動した時、キャンセルされてしまいダメージが発生していなかったバグを修正。
  • E-クールダウンが6秒から5秒に減少。
  • R-APレシオが20%から30%に増加

これメタ操作だと思うんですよ。最近ノーマルでぼちぼち使っていますが、カサディンって今でもそんなに弱くありません。人気はありませんが、やっていける性能をしています。Wはバグ修正ですし当然だと思いますが、EとRの同時バフが必要なほど弱いとは思えません。統計的にもそこまで悪くはない。

注目すべきはEじゃなくてR。AP反映率が10%上がるとだけ聞けば大したインパクトはありませんが、忘れちゃいけません。カサディンのRのダメージはスタックで増加していきます。最終的に素のダメージの3倍になります。つまりこのAP反映率の増加量は実質30%。こう言えばこのバフの凄さが実感しやすい。

次パッチ以降はカサディンがOP、間違い無い!・・・・と思うよ。

 

ジャーヴァンⅣ

  • W-基礎シールド量が50/80/110/140/170から、65/90/115/140/165に変更。近くにいる敵チャンピオンⅠ体ごとのシールド増加量が20/40/60/80/100から、 J4の最大体力の2/2.5/3/3.5/4%に変更。

フルADビルドではナーフになりますが、黒斧やタイタンハイドラを一本でも積めば現状よりも固くなれます。フルADビルドでアサシンするのではなく、武器と防具を両方積んで普通のファイターをしろってことなんでしょうね。とはいえQ→E→Wと上げていくのであれば、フルADビルドでも多くの時間帯でバフとなります。

最序盤のベースシールド量が上がっているのも、ジャングル周回性能の向上に繋がりそうで地味に嬉しい。この調整は純バフと見て問題無い。

ちょうど脅威アイテムのナーフでフルADビルドの有用性は下がっていましたし、良い調整だと思います。

 

ヌヌ

  • 基礎ステータス–基礎自動体力回復量が1.678から、1.4に減少。基礎体力量が598.28から、575に減少。
  • パッシブ-新たな効果: 通常攻撃を5回行う毎に、次に使用するスキルはノーコスト且つ強化されたものになる。
  • Q: ダメージ+160、 回復量+50
  • W: 移動速度+1%、AS増加量+5%
  • E: ダメージ+40、スロウ効果+5%
  • R: 最大ダメージ+250

ヌヌはその不人気ぶりからこの調整もあまり話題になっていませんが、これもカサディン同様かなり凄いものだと思います。特に強化されたE。

EってLv1だとベースダメージが80なので、強化Eは1.5倍のダメージってことになるんですよ。しかもノーコストで通常5発毎に撃たれます。Qの回復も合わさって、序盤のレーン戦では最強の存在になりそう。まあヌヌでレーン戦勝ってもその後がって話ですが。

ここ2~3年のヌヌは完全にジャングラーでしたが、昔はレーナーとしても稀にピックされていた時期があったんです。そしてその時は、1v1のレーン戦では最強格の一人として扱われていました。それの再来か・・・?

勿論、強化Qによってジャングル性能も上がる。基礎ステのナーフは+50の追加回復量で完全に打ち消せそうですし、ロールなど関係無くヌヌは強くなるのでしょうね。ヌヌサポは知りません。

 

バード

  • パッシブ-チャイム数あたりのAA追加ダメージ量の増加曲線が安定したものに。スタックのリチャージ時間や最大数の増加、およびAOE効果の適用・範囲拡大のタイミングが全体的に早まるように変更。

バードは完全にエアプなので詳しく書けません。次。

 

ボリベア

  • R-雷ダメージを与えられる対象の上限数が4から8に上昇。また、よりチェインしやすくなるように変更。

これはー・・・・どうなんでしょう。集団戦で与えられるダメージ量が飛躍的に上がるわけですか。でも今のボリさんってそもそもジャングルの周回性能が終わっているように思います。

75/115/155の連鎖ダメージってシブのパッシブが常に乗っているようなものですし間違いなく強いんですが、問題は集団戦の時間まで大きな遅れを取らずにやっていけるかなんじゃ。

とはいえソロレーナーとして考えると悪くないバフかも。とりあえずは実装されてみないことには何も分かりませんね、どの調整にも言えることですが。

 

ラックス

  • R-新たな効果: このスキルで敵チャンピオンを倒した時、10/30/50%分のクールダウンを解消する。

このバフ、最初は数値が30/40/50%だったんですよ。でもすぐに今の数値まで抑えられました。多分Lv1から30%のCD解消は強すぎたのでしょうね。それでも最終的には50%も解消される。

ちなみにバフをする理由は、高レートでもっと使って欲しいからだそう。上手く扱われた時のパフォーマンスをもっと向上させたいと調整班が言っている。低レートでは今でも十分強いとのこと。じゃあ低レートではラックスがぶっ壊れますね

この調整が来たらラックスもアサシンのように、倒せる敵がいないかを血眼になって探すようになりそうだ。レーザーを頻繁に撃てるようになるので使っている時の楽しさも増すだろうし、面白くて良い調整だと思います。

 


更新再開と言っておきながら、ここ一週間の投稿頻度はかなり低めになってしまっています・・・SORRY !!!

S@20は毎日見ているので、PBEページは一日以上の遅れを出すことなく更新中。

ではまた次の投稿まで、GL!

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